経営理念
A POSTCRIPT
21 世紀を数ヶ年超えた今日現在、私達の街々では美しくデザインされたお店、ビル等を数多く見かけます。
そして、今や建物のみならず、車、オーディオ、服飾等私達の生活全般にわたるあらゆる商品が、機能性の向上と共に美しいデザイン追求化へ時代は急速に変化しております。
"DISPLAY"とは言葉の通り、"表示する""目立つ"という意味ですから、なおさらにデザインに力を入れなければならないのは理の当然であります。
一昔前は看板ひとつとっても「はっきり分かればいい」的なDISPLAY がほとんどでしたが・・・
"DISPLAY"とは人に例えれば、顔や目に当たると思います。
目が美しく輝いていれば、建物やお店全体が美しくきらめき、良い意味での自己主張を持ち、人々に好ましい印象を持たれることは当然のことであります。
私どもは、広く業界80 兆円(日本のGPN の20%)業界60 万社(全産業の10%)という膨大な産業の一翼を担うものでありますが、建物の美しいきらめきを創っていく仕事に限りない喜びと誇りを持っております。
日本中をDIPLAY LAND にできたらどんなに楽しいだろうかという、子供じみた気持ちの担当者もいます。
我が"SHOEIBO"はSIGN & DISPLAY を事業とする製作工事会社であります。
大手ゼネコン、大手内装会社、広告代理店に比べれば実に小規模な会社ではありますが、その"心"は常に業界の理想像を追求してく求道の会社であると自負しております。
現在、業界は第2 バブルと一部は言われてはおりますが、現実は厳しく不況の激しい嵐の中に立たされております。
外国の故事に「SILVER LING」とあります。
この言葉は「EVER CLOUD HAS A SILVER LING(すべての黒雲の裏側はいつでも明るく輝いている)」という英語のことわざからでたもので、すなわち「苦境に立たされても明るい希望を持って歩き進みなさい」という意味の言葉であります。
また、「冬は必ず春となる」という言葉もあります。
私ども"SHOEIBO"の全メンバーはこの言葉を信じてあらゆる努力をしつつ、苦境に耐え、皆様と共にしっかりと"街の芸術家"として夢の空間創造の仕事に日々"一期一会"完全燃焼の決意で頑張って参りますので、どうぞ宜しくお願いします。
A FUTURE
1. 「TOTAL SIGN & DISPLAY 企業である。」
"SHOEIBO"は1962 年(昭和37年)に設立し、社歴五十六余年を誇る業界としては歴史ある企業と言えます。
SIGN DISPLAY 業界というと、大半がわずか数人で仕事をする職人的集団であります。
看板・ディスプレーの製造・工事には多種多様の人的・材料等で構成されます。
更に少人数の為、単発的に作業手配をすれば多くの「ロス」が生じ、強いては品質・納期・コストに関わってきます。
"SHOEIBO"は別途のように看板・ディスプレーの製造・工事に置いて、ほぼ完璧な道具・機械・車両を備えております。
このため、設計・製造・工事・メンテナンスを社内一貫して行うことが出来ます。
その意味に置いては、SHOEIBO は小規模ながら本当の意味では「TOTAL SIGN DISPLAY & CONSTRUCTIONCOMPANY」であります。
2. 信用を第一義とする
例えば、SIGN DISPLAY 業界全体では、日本に約5万社以上の会社が存在いたしますが、1 社あたりの平均従業員数は、5人位、年商5000 万程度の小規模の零細的な業界であります。
そして、付加価値が多様化しているということもありますが、例えば板ガラス業界のように3 大メーカーを中心とするピラミッド型流通形態的な流通経路も本格的な意味では確立されておりません。
いわば、まだまだ「発展途上的な業界」といえます。
故に業者間の技術、価格的な格差がかなりあります。
品質、コスト、納期はSIGN DISPAY 業界のみならず、建設業界、否全産業会の仕事に携わる企業にとって生命線ともいえるものでありますが、残念なことにその初歩的、基本的、かつ最重要課題に対してあまりにも意識が低い業者も少なくありません。
私どもの仕事は、ひとつひとつの小さな仕事を真剣に汗を流して取り組み、積み重ね、少しずつ信用を得ていくものであります。
故に一度納期を遅れる等の工事ミスを犯した場合、顧客が長年苦労して築き上げた大切な「信用」を一気に失うことになりかねません。
故に私ども"SHOEIBO"は顧客の信頼に必ず!絶対!答えるために以上のことを十分に踏まえ、五十六年余にわたり本主題を"SHOEIBO"の生命線として、常に深い反省と前向きの姿勢で鋭意、創造、努力し、実績を積み重ねて参ったつもりでございます。
「民、信なくが立たず」(論語)
3. 直接工事会社
本業界の流通はクライアントと実際に施工するものとの間に代理店的な会社(もちろんそれなりの付加価値がある場合も多いですが)存在いたします。
マクロマーケティング的に言えば、クライアント、元請等の立場からしてみれば、少しでも安い製品(工事)を仕入れようと考えることは、理の当然であります。
"SHOEIBO"は、1300 ㎡の工場敷地にSIGN & DISPLAY の総合製造工場を持つ直接工場会社であります。
私は、利益追求というより良い製品を少しでも安く、高品質のものを顧客にご提供させていただくという"PHILOSOPHY"を持って仕事をしておりますので、東京に約5000 社以上もあるSIGN DISPLAY 業者の中でも比較的ローコストの工事価格ランクで仕事を受注できるのではないかと考えております。
松下幸之助は語録に「利は仕入にある」と述べておりますが、従来より安い工事価格で工事を請け負えることができれば、より他社との競争力が生まれ、営業販路も更に拡大でき、販売戦略により大きな力となるのではないかと考えます。
4. 工事実績
"SHOEIBO"は、創業より今日迄五十六年余にわたり小工事を含めれば、3千件を遥かに超える現場を完成させております。
街の花屋さんの小さな可愛らしい看板から自動車メーカーの大型看板迄"SHOEIBO"が丹精を込めた作品が夜の天空に満天に美しく輝く星座のように日本中にきらめいております。
5. 絶対安全第一主義
私どもの仕事は、例えばビル屋上サイン工事のように大きな危険を伴う工事が少なからずあります。
ニュースになるような事故は不可抗力ではなく、ほとんどが初歩的、基本的安全対策を無視した結果であります。
その場合、当事者にとっても、もちろん顧客に対しても多大な迷惑、損害を与えることになりますので、"SHOEIBO"は事前に徹底的な安全対策を講じ、絶対安全最優先の工場作業をいたします。
事実、結果として"SHOEIBO"は創業より五十六年余の今日迄人的事故はほとんどゼロであります。